mimigah’s diary

明日に幸あれ

借り人競争

今週のお題「赤いもの」

 

あれは次男が小学校低学年の運動会の時のことです。

借り物競走ってありますよね、それを人にした借り人競争です。

子供達がヨーイドンでスタートしカードを取ると、そこに○○な人とか○○を持ってる人と指示があり子供達はその通りの人を観客の中から探し、一緒にゴールするやつです。

 

その日夫は真っ赤なTシャツとジーンズという格好でした。

普段から私がチョイスしないような奇抜な色のシャツを着る人ですが、その日はたまたま赤いTシャツでした。

カードに書かれているのは小さい子でも分かりやすい特徴です。

 

競技が始まりました。

さっそく、「赤い服を着た人〜」

赤は目立つので出て行くしかありません、夫はよその子に連れて行かれました。

次、「帽子を被ってる人〜」

自分の場所に戻った夫の所に又よその子が、助けてほしそうに見てます。

夫はすぐさまその子に連れて行かれました。

次、「ヒゲをはやしてる人〜」

夫は目立たぬようしていましたが、さすがにヒゲの人はいないですね。

仕方ないので夫は、ヒゲを必死に探す子のところへ行き一緒にゴールに向かいました。

 

なんとまぁ、とても分かりやすい特徴的な夫はその年の運動会は大活躍でした。

地区対抗の綱引きにも参加し、後にも先にも一番頑張った思い出の運動会です。

 

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釣りキチから学ぶ

私の会社には○○が着くほどの釣りキチがいます。

休みの前日は決まって海で車中泊し、早朝から漁に出ます。

彼の場合、釣りって言葉が似つかわしくないのです。

私の思う釣りは趣味の領域ですが、彼のはその域を完全に超えてるようです。

時には仕事前にも行きます。

雨でも風でもとりあえず海に呼ばれるようです。

彼は会社で多分一番大変なポジションですが、不満があっても絶対にそれを出しません。

日曜日の漁のために週6日頑張ってるんです。

私と同い年ですが、その体力と生き方を少し羨ましく思います。

自分にはないものを持ってる人が近くにいると自分にとっても刺激になります。

なので彼の漁の恩恵を受けることが多く、魚を食べる機会が多いのですが、

せっかくなのでお披露目します。

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千葉県鴨川付近にて。

イナダです。

あとは、スズキとかヒラメとか多いです。

 

私が魚を捌けないのを知っているので、毎回柵にしてくれます(*´ω`*)

皮引きまで。

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あとは私が適当に切って盛りつけ、食べるだけです。(ちょこっと見えてるのは庭のみかん)

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感謝です♬

お陰でDHAたくさん摂取できます。

 

彼とは立場も状況も違うので、同じようにはできませんが、普段の行動からも学ぶところが多いです。

逆にこうはなるまいっ!と勉強させてくれる方々もおりますが。

 

上手くできてるなと思うんですが、見事なまでに会社の中の人間は皆性格、性質がバラバラで(良くも悪くも)でも不思議な事にバランスが取れているんですよね、役割というか、不思議です。

それできっと世の中は成り立っているのだから、「私は私」でいればいいと彼を見てるとそう思い、

少し心が軽くなるのでした。

 

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ユーザー車検

昨日は息子の三者面談があり、仕事を午後半休しました。

希望高校への成績も達してるし、学校生活も問題ないとの事で面談はすんなりと終わりました。

 

私は職場が遠いので、基本次男の学校の事は夫に任せていますが、昨日は夫に私の車のユーザー車検に行ってもらっていたので代わりに学校へ行ってきました。

たまにしか行かないので全然教室が覚えられません(^^;)

 

たこ焼き先生も母親が来たのでちょっと緊張気味だったかも?

次男の担任をうちではたこ焼き先生とか、たこ焼き君と呼んでいます。(丸くてかわいらしい感じで)

 

帰宅し無事車検を終えて帰ってきた夫と、愛車の残り作業を始めました。(私は助手)

11月なのに日中は半袖日和でした。

 

車検が通るか心配で外しておいたホイールスペーサーくっつけ、元通りに。

車高調レンチも一応持参しましたがセーフでした。(シャコタンです)

念のためタイヤの空気をパンパンに入れて行きましたけど。

 

ちなみにスペーサーとは・・・車輪の中心にあり車体にホイールを装着するためのハブと、ホイールの間に挟む物で、タイヤとホイールを外側に出す役割をするものです。

スペーサーを挟むことで、フェンダー( タイヤを覆う少し盛り上がっている泥除け部分)とタイヤの面がぴったりになり、足回りの見た目がちょっとカッコよくなります。

ツライチ(面一)ってやつですね。

奥が深い上、ムズカシすぎるので私には語れませんが。

 

ちなみに夫は自動車整備士です。

身内や知人の修理や改造依頼もよく来ます。

頼りになります。

 

新しい車欲しいですが、、、せめて長男が自立するまではガマン!

と、今はこのポンコツ車でそれなりにカッコ良く快適に楽しむことにしています♪

 

 

 

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ひきこもりイケメン

今日少しいい事がありました。

 

日曜日なので我が家の引きこもり息子のために買い出しに行きました。

 

友人が車屋さんをリニューアルオープンしたという事で顔出しついでに、普段行かないスーパーへ行ってみました。

 

たまに違うスーパーへ行くといつもの所には無いものがたくさんあって、主婦としては結構楽しめます♪

今日はハロウィンなので、それに因んだ惣菜やパンなどか陳列されていました。

 

家に帰り彼の部屋をノックしそっと入りました。

かろうじて起きていました。

いつも通りの真っ暗で散らかし放題の部屋。

カーテンから漏れる光で少し様子は分かります。

今日は、アレ?

いつもは伸び切ったボサボサ頭で、見るに絶えない感じなのですが、何だか頭がスッキリし顔もいくらか小ざっぱりした印象。

少し会話ができました。

 

市役所に行かなきゃいけない手続きを何ヶ月も放置していた息子ですが、聞けば散髪し市役所にも行ってきたとの事でした。

親が変わってできる手続きでしたが、そこは少しでも世の中との繋がりを断って欲しくないのと、大人としての責任を少しでも果たして欲しいというこちらの思いで、わざとやってやりませんでした。

 

相変わらずの生活ですが、ほんの少しだけ前を向き始めたのかも知れません。

少し嬉しかったです。

油断はできませんが。

 

そして関係ないですけど、ちゃんとすれば結構イケメンなんです(^ ^)

 

少しずつでいいから焦らずがんばろうね。

 

いつもくじけそうな私も少し前向きになろうと励まされました。

たったそれだけの事ですが、今の彼にとっては勇気ある行動だったと思います。

とりあえずあっぱれ。

 

そしてハロウィンの本日!

1ヶ月前に『今月の目標』で掲げた通り、お気に入りのスリムジーンズで出かけようと朝、久しぶりに脚を通しました。

チャックが、上まで上がらないという大変ショッキングな結果となってしまいました・・・

なぜ???(T ^ T)

『目標』は引き続き履けるようになるまで継続することにいたしましたとさ(⌒-⌒; )

 

 

 

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叫びたい!

今週のお題「叫びたい!」

一週間ほど前、急に涼しくなってきたので、「今年はGあんまり出なかったね。」なんて夜家で話していました。(G=ゴキブリですね)

その矢先の出来事です。

我が家はリビングが吹き抜けなんですが、高い天井のど真ん中に、黒光りした巨大なGを次男が見つけました。

私史上最も大きなGだったと思います。

スプレーもハエたたきも届きません。

夫が踊り場からクイックルワイパーで落とし、私が下で殺虫スプレーとハエたたきで仕留める作戦にしました。

開始。

Gは私めがけて羽ばたいて急降下してきました。

恐怖しかありませんでした。

こんな叫び声いつぶりだろうかと思うくらい叫びました。

もともと声が小さい方なので、以外と声が出る事に少し我ながら感心しました。

これなら夜道で襲われてもちゃんと声出せるじゃん、とかなぜかその時思いました・・・。

 

さて、「叫びたい!」ですが、ネタ(理由)はいくらでもあります。

皆さんもきっとそうでしょう。

 

普段溜め込んでるものを、叫ぶことで日常的に発散できる機会があるのなら、心身ともに健やかでいられそうです。

酒びたりになるよりかは叫びたい!?

 

場所を選ぶとすれば、こだまする山や洞窟よりは、声をかき消してくれる海に向かって私は叫びたいです。

嫌な事もそのまま波の音が一緒にがかき消してくれそうな気がします。

海は偉大ですから。

 

ハッピーな「叫びたい!」の方は・・・

しばらく行けてないけど、大好きなSuperflyのライブに又行って、飛んではじけて叫びたいです♬♬♬

 

 

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大切な人

我が家の事ですが、そろそろ結婚してから11年が経ちます。

末っ子が15歳なのでおかしな話ですけど。

世の中には色んな夫婦関係が存在しますよね。

二度目の結婚も山あり谷ありでようやくなんとか馴染んできた感じはします。

 

娘が、私が娘を生んだ年齢になり、孫の顔が見たいなぁと自然に思うようになりましたが、本人は全くその気はないようで、結婚はしないし子供も産まないとの考えらしいです。

何年か好きな人と一緒に住んでいますが。

 

もちろん結婚がすべてではないし、向き不向きもありますし、何より本人の人生ですからね。

結婚してほしい、孫の顔が見たいというのは、親側のエゴでしかないですよね。

どちらが幸せとも言えないです。

娘の気持ちを尊重したいと思いながらも、ちょっと寂しいのが本音です。

古い人間ですから。

 

子供たちに「何で結婚したの?」なんて聞かれたことはありませんが、もし聞かれたら何て答えるのだろうと考えました。

『好きでずっと一緒にいたかったから!?』

バカみたいと自分で思いましたが、他に理由が見つかりませんでした。

その時は本当にそう思ったんですね・・・(*´ω`)

 

少しでも娘を理解したいと【結婚とは何か】【独身を選ぶ理由は何か】最近お風呂に入ってるとき、ふとした時に考えたりします。

 

みんながそうではないと思いますが、うちの娘の場合

*自立心が強い

*親を見て結婚にいいイメージがない

*やりたい事・趣味が多い

*束縛が嫌い

*親戚付き合い等煩わしいことが嫌い

そんなとこなのかな。

自由に思うように生きられるし、それはそれで幸せだと思います。

 

でも、結婚していい事もあります。

*安心できます(病気の時とかお金の面とか)

*いい時はもちろん辛い時も分かち合えます(みんながそうとは言えませんが)

*老後寂しく無いかも知れない(不確実)

*孫は間違いなく可愛い(そうでない人も居るのかな)

 

なんだか弱気な結婚肯定論ですが、

 

でも、無責任な発言かも知れないけれど、一度は結婚してみるべきだと私は思うのです。

もしも、もしもだけど、失敗したっていいじゃん。

戸籍にバツが付くだけですよ。 

どおってことはない‼︎

独身でいようと思えばいられるけど、結婚はそうそう出来るものじゃない。

 

直接娘から理由を聞いていないので真意は分かりません。

もし私が今子供を産める状況なら・・・

そんな事も想像してみます。

頭ごなしのおばちゃん理論は通用しない世の中ですよね。

日本の経済、世界的な環境問題・・・不安だらけ。

真剣に考えるほど大事な我が子をそうそう簡単に、産みおとせるかという考えの人も居るかも知れない。

 

そんな世の中なのかもしれない。

 

私の中の結論ですが、カタチはどうであってもいい。自分より大切と思える人がそばにいることが何より幸せなのだと思うのです。

 

人は、そうは見えない人も本当は弱いんだと思うのです。

だから支えてもらうのでなく、支えてあげる人がいることが必要なんだと思います。

それで人は強くいられるんだと思います。

 

でなきゃ私死んでるわ(・ω・)

 

年末帰って来たらそんな事も娘と話せたらいいな。

 

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思い出の本

今週のお題「読書の秋」

 

いつからか、私は読書をしなくなりました。

 

中学生の頃、赤川次郎を夢中で読みあさりました。

 

夜ベットに入ってから本を読むのが好きだったので、いつしか寝落ちし朝になるとページが分からなくなってる事もしばしば。

 

今では残念ながら読んだ本の内容などはだいぶ忘れてしまっています。

あの頃は読書が習慣化していました。(本の匂い好きでした)

 

本から離れてしまった理由を歳のせいにするならば、老眼と眼精疲労、おまけに最近ドライアイと乱視で活字を見るのがおっくうになってきているからですかね。

 

それに子供が生まれて、それ以降何かに集中することが簡単でなくなってしまった自分がいます。(これから取り戻すのだ)

 

そんな私ですが、できればもう一度読んでみたい本はあります。

 

あれは中学2年の頃、赤川次郎ばかり読む私に父親が、コレ全部読んだら5千円あげるよとお金で釣ってきた本がありました。

 

五木寛之の『青春の門』です。

 

なにそれ。

興味が無い本を全巻読むのはキツかったけれど、私はお金欲しさに読むことにしました。

 

何十年も経ち、内容などあまり覚えていませんが、当時中2の少女にはちょっと内容がキツかったのを覚えています。

読んでいる途中で嫌になってきたけれど、ズルしてお金は貰えないので、何日もかけて全巻読み終えました。

なんとも言えない心地悪さが残りました。

 

なぜお金を出してまで父親はあの本を勧めてきたのか全然分かりません。

聞きもしなかったし、感想も言いませんでした。

 

約束通り5千円もらいました。

 

読み終えてから、そんな父親に対してちょっと苛立ちすら覚えました。

5千円じゃ割に合わないとさえ思いました。(勝手です)

 

あの時14歳の少女は、大人の世界はこんなにも奇妙で気持ちが悪いものなのかと嫌悪感を覚えた記憶があります。

それが父親の狙いだったのか・・・?

 

映画化もしましたが見る機会もなく、内容なんてほぼ覚えていません。

本当は素晴らしい作品なのだと思います。

きっと中2の少女には難しすぎたと思います。

 

強烈な部分だけが切り取られて、多感だったあの頃の少女に強烈に突き刺さってしまったのだと思います。

 

きっとその後の私の人格形成に多少なりとも影響を及ぼしたのではないかと考えます。(おおげさか)

 

父親の部屋は亡くなった後、本屋に出張買取を依頼するくらい図書室のような部屋でした。本をこよなく愛する変わり者でした。

 

今もし『青春の門』をもう一度読み返したのなら、父親がなぜそうまでして私に読ませたかったのか、今なら理由が分かるかも知れないな・・・と、亡き父を思うのでした。

 

 

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