mimigah’s diary

明日に幸あれ

ネイリストさんと私

中途入社から3週間ほどたちました。

振り返り、沈んだ顔ばかりしていたことを家族に申し訳なかったと思っています。

 

会社のほうですが、今はまだ仕事をしているというよりも、ひとつひとつ与えられた作業を覚え、それをこなしている段階です。

全体の流れはなんとなく掴め、自らできる範囲で動きますが基本指示待ち状態です。

今はできることだけやらせてもらっているので、程よく忙しい感じです。

相変わらず必要以上に緊張でガチガチになっているので、余計に疲れてしまいます。

こういうとき肩の力を抜くことができない自分がつくづく嫌になります。

そのせいか夜は自然に眠くなり、よく眠れます。

不眠症どこへやらです。

 

覚えることは山積みですし、実際に教えてもらわないと分からないことばかりなので、その都度目の前にあることに集中し、今は余計なことは考えないようにしています。

ひとつひとつクリアしていくだけです。

 

始めのうちは気持ちが折れそうで、吐き気と憂鬱さでブログに向かう気持ちになれませんでしたが、徐々に回復してきました。

 

今の時点で言い切るのは早いかもしれませんが、50歳から未経験の分野で新人として入社するのは、いまさらですが少し無理があったと感じています。

認めたくはないですが、一度教わっただけでは覚えられないことも多々あります。

仕事の内容含めマニュアルやルールがとても細かいです。

 

同じ50歳でもゼロから自分で会社を立ち上げる人もいます。

きっとマニュアルやルールがあるとすれば、自分で作っていくのでしょう。

失敗しながらも、調べたり勉強したり、人知れず努力をされるのでしょう。

本当のところ、そんな生き方に憧れます。

ですが簡単なことではないことは分かっています。

 

現実的に自分には起業なんてできないし、フリーで仕事をすることもできないと思っているので、作られたものにしがみついていくほかありません。

私にとってはこれが挑戦でした。

まだまだ馴染めず居心地は良くないですが後悔はしていません。

仕事を覚えるのに時間がかかっても、最終的にできるようになればいいと思うようにしています。

 

さて、昨日はネイルサロンへ行き、久しぶりにリラックスし楽しい時間を過ごすことができました。

彼女との付き合いは13年くらいになると思います。

会うと自然と笑顔になってしまいます。

「ぺーぺーだから今日も地味なやつにしてね。」とお願いしました。

 

いつも気にかけ心配してくれてるので彼女にこれまでのことを報告しました。

「現状を良くしようと思って、飛び込んで行ったんだから勇気があるし偉いよ、私には怖くて絶対できないよ。」とただ無謀なだけの私を褒めてくれたりします。

全然偉くはないんですけどね。

 

彼女はネイリストとして高い実力を持っています。

若いころ美容部員として働いていましたが、会社のやり方と合わずにやりたかったネイルの道へ進み起業し今成功しています。

ネイリストになったわけを、いつだかこんな風に言っていました。

「綺麗になれば気持ちが上がるし嬉しくなる、人をそんな気持ちにさせてあげたい。」

優しい彼女らしい理由です。

そしてとても努力家です。

 

私が褒めると、「だって他の事できないしこれしかないのよ。」と言いますが、ひとつでも誰より負けないものを持っていればそれに勝るものはないと思います。

「好きなことやらせてもらって、お客さんが来てくれて本当にありがたいことよ。」といつも謙虚です。

自分にはないものを持っている彼女に私は憧れます。

尊敬もしています。

 

ごまかしの効かない仕事なので意識は常に爪に集中していますが、話題が豊富でいつもいろいろな話をしてくれます。

仕事柄様々な職種のお客さんと接しています。

人それぞれの生き方、考え方があるのだと勉強にもなるそうです。

 

そんな彼女も年齢相応の体の変化や不調に対する悩みを抱えていました。

最近では腰や肩が辛くなり目も見えづらくなってきたことで、先々の不安を常に持っているようでした。

自営業なので自分の身は守らなくてはいけません。

働けない状況になってしまうことが怖いと言っていました。

 

ひとりで1日何人ものお客さんを相手にし同じ体勢をとるので、想像以上に体に堪えるようです。

そのうち限界が来る仕事と心得てはいるので動けるうちにたくさん働こうと、夜遅くまで仕事をしていましたが、そろそろ続けていくのが難しくなってきたそうです。

夜専門のお客さんにお断りを決意したもの、なかなか言い出せないと悩んでいました。

 

それでも彼女は今の技術を生かせる、その後の新しい道をすでに考え始めていて、実行に向けて少しずつ動き始めているようでした。

常に自分を見つめ、柔軟に仕事や生き方と向き合っていける彼女は、聡明でとても素敵な女性です。

 

「私は彼女のように自分を大切にできているのか。」

「私にできることが他にまだあるのではないか?」

 

彼女と会った後はなぜかいつもそんな気持ちになります。

若さは取り戻せませんが、一緒にいるときっと素敵に歳を重ねていけるのではないかと思える人です。

 

「これからも会うたびちょっとずつでも進歩していたいし、留まりたくない。」と前向きな彼女の決意のような言葉を昨日は聞けました。

嬉しいし、励まされました。

 

「またね、がんばろうね!!」とお別れしました。

 

次回、何か報告できるような成長を遂げようと、小さく決意した私です。

 

 

 

 

 

 

情けない自分

前職を辞め、中途入社で今月1日初出勤の朝、緊張のせいなのか吐き気がひどくて朝食が喉を通りませんでした。

いつもより早く目覚め、長男と次男と自分の弁当を作り、落ち着かないので早めに家を出ることに。

会社が近づくにつれて動悸がしてきました。

 

「大丈夫、大丈夫、笑顔で。」と自分を諭し、会社へ足を踏み入れました。

 

私の配属先の課は2階の広いフロアの奥の方でした。

部署ごとのグループが同じフロア内だけで6つくらいあります。

 

デスクに案内されると、すぐに仕事ができるように色々と整えられていました。

 

自己紹介・あいさつ回り・いきなりの業務、何が何だか分からないまま一日は終わりました。

お弁当は半分食べるのがやっとでした。

 

業務どころか紹介された人の名前も顔も全く憶えられていない。

完全にビビってしまっている私。

 

性格上、人と環境に慣れるまでにいつも時間がかかってしまいます。

「知らない・わからない」という不安が歳のせいなのか、今回はとても大きなものに感じてしまいました。

今思えば、若いころに感じた不安はこんなに重たく深刻なものではなかったような気がします。

不安の中にあってもちゃんと張り合いとか期待感のようなものが混ざっていたと思う。

 

年齢相応の衰えは自覚していますが、それを強烈に感じた日でした。

 

今は昨日とはまるで違う水槽に移されたお魚のような気分です。

どこが居ごこちがいいのか、エサの捕り方もまだ分からない。

周りの魚たちは自分を受け入れてくれるだろうか。

呼吸すらうまくできずに、泳ぐのもままならないかんじです。

 

そんなことを思ってみても始まらないですね。

 

そう、今は一日一日を確実に重ねていくだけ。

焦るなよ私、時間がかかっても少しずつ前へ進めばいいよ、先は長いんだから。

そう無理やり言い聞かせてみたりする。

 

その日ひとついい事がありました。

仕事から帰ると、次男の弁当箱が洗われていました。

洗濯物もたたんでありました。

母が珍しくやっておいてくれたんだと思って、「ばぁちゃん来たんだ?」って聞くと、「来てないよ、気が向いたからやっといた。」と次男。

 

初日気疲れして帰ってくるであろう母親を気遣ってくれたのでしょう。

 

だから今はまだ弱音を吐かずに頑張らないといけないです。

いくつになっても、情けない自分がいます。

これまでやってこられたのは、間違いなくいつも誰かが自分を支えていてくれたから。

それを絶対に忘れてはいけない。

 

そしてもっとリラックスして自分らしく居られるよう努めてみよう。

少し肩の力を抜いてみよう。

来週からまた頑張ります。

 

第二の地元

今週のお題「地元自慢」

 

地元って言われると少し悩んでしまうんです。

30年間生まれ育った埼玉か、その後今も住んでいる千葉なのか。

 

今や数年に一度くらいしか故郷へ戻ることはなく、そのたびに道路も街並み変わり、もはや私の知っている街とは別の感じがしています。

そしてそこには実家・親戚以外に付き合いのある人はいません。

結婚・出産・子育てと気持ち的に余裕がなかったせいもあり、当時知り合いに引っ越しの知らせなどはしなかったせいで、見事に疎遠になりました。

今思えば連絡してまで付き合いを続けようと思える友達はいなかったんだと思います。

 

高校の同窓会は卒業後何度か参加したけど、途中から気持ちが乗らず連絡をとることをやめました。

そのせいで私の居場所を知る者はいません。

 

千葉県民歴のほうが短いのですが、ここには友達・仲間がいます。

そしてこの先も変わらずこの地に住む覚悟でいるので、今は住んでいるこの場所が地元と呼ぶのに相応しいのかと思います。

 

さて私の住むここ第二の地元ですが、太平洋の九十九里浜に面しており、一年を通してわりと寒暖差が少なく温暖な気候で、とても住みやすいところが気に入っています。

 

一見田んぼと海しかないような田舎ですが、国道へ出れば買い物には困らないし、都心へも通勤圏内だと思われます。

 

休日には東京や神奈川、埼玉など他県からの車も目立ちますし、特に九十九里浜沿いは観光の人達でにぎわっています。

東京方面から日帰りで遊びに来るのにちょうど良い距離かもしれません。

 

千葉と言えばイワシの漁獲量日本一は有名ですが、様々な新鮮なイワシ料理を食べることができます。

おいしく健康にも良い上比較的安価なため、日常的にイワシを食べることがここに来てから増えました。

なのでイワシのおいしさを知り、好んで食べるようになったのはわりと最近の事です。

イワシは「鰯」と書かれるように、陸揚げすると弱るのが早いようです。

そのせいか、埼玉時代にイワシを食べることがほどんどなかったと記憶しています。

 

イワシ以外にもヒラメ・スズキ・鯛・イナダあたりは時々友人が釣って、おすそわけしてくれます。

伊勢海老やタコも釣れますが、漁業権の侵害で罰せられる可能性もあるので、釣る場合は事前によく調べることが必要となります。

釣らない・捌かない私はいつも食べる専門です。

新鮮な魚に加え、新鮮な野菜をご近所さんからいただけることが、ここ第二の地元のよさだと実感しています。

それと引き換えにというわけではないですが、この辺りは男女ともに(特に高齢の方ですが)とにかく言葉遣いが良くないです。

海のそばに行くほどひどい気がします。

そういえば亡くなった夫の祖母も自分の事を「オレ」って言ってたし、話の半分くらいは夫の通訳なしでは理解できませんでした。

今はだいぶ慣れましたよ。

最初は泣きそうになることもありました。

だってケンカ売ってるみたいで。

口は悪くても、本当はおおらかで優しい人が多いこの場所が今は好きです。

住めば都です。

 

我が家の目の前には落花生畑が広がっていますが、千葉の「千葉半立」(ちばはんだち)という品種の落花生が有名です。

甘みがあって柔らかいです。

落花生はあまり好きじゃなかったんですが、初めて食べた茹で落花生が美味すぎて、大好きになりました。

ピーナッツ物のお菓子も多く見かけます。

 

そしてご近所にメロン農家さんが多いため、時期になると形が悪かったりで売り物にならないメロンが大量に我が家にまわってきます!

年に一度の贅沢な瞬間です。

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※小学生時代の次男。嬉しそうにメロンに囲まれてますが、本人はメロンが嫌いです。

ちなみにこれの倍くらいいただきます。

 

他にもグランピング施設やキャンプ場なども充実しており、ペットと泊まれる貸別荘などもあります。

アウトドアも楽しめます。

いちご狩りも盛んです。(12月中旬~5月中旬くらい)

種類も豊富で、本当に甘くておいしいです!

 

観光にももってこいの私の地元自慢でした。(観光大使みたい・・)

私の家族と再就職

 

昨日は友人に頼まれアルバイトをしました。

 

何年か自動車関係の仕事をしていたので、名義変更や抹消登録など、それに関わる役所への申請とかを時々人から頼まれます。

警察へ寄り車庫証明書をもらい、車持込みで希望ナンバーでの名義変更と、軽自動車の名義変更手続きのため陸運局へ行ってきました。

 

夫は自動車整備士なので、彼の方は車検、修理などを家族の車はもちろん、友人に頼まれたりすると休日を使って時々作業をしています。

先日の連休は庭でエンジンを降ろしてました。

病気(腎不全)ともうまく付き合っているようで、小康状態を保っています。

 

やっと外へ出て働けるようになった長男は、今の会社へ行き始めてからちょうど3か月が経ちました。

アルバイトではありますが彼も車屋さんです。

3か月といえば人が変われる最初の区切りかと思います。

彼の胸の内は分かりませんが、責任感のようなものは見て取れるようになりました。

 

次男は高1ながら早くも大学受験を意識してるのですが、理想と現実の狭間でもがいているようにも見えますし、大きな不安を抱えてるようにも見えます。

勉強のやる気が起こらないとも言っていました。

そのせいか心身ともに不調の様子。

気を遣って声をかけようものなら、ほっといててくれと言わんばかりの態度。

難しいな・・・。

 

離れて暮らす長女は相変わらず電話には出ないし、LINEの既読もなかなかつかない。

 

私は仕事を辞めてからもうすぐ2か月が経ちます。

書類選考で通らなかったものも合わせると、7~8社くらい応募しました。

昨日のアルバイトの帰り道に先週面接を受けた会社から電話がありました。

 

なかなか連絡がこないので残念だけど今回もダメかなと、次の会社を探していましたが、なんと「採用!」の連絡でした。

 

そこは待遇面が良く希望通りだし、なおかつ自宅からの距離が近いので、できれば決めたかった会社でした。

嬉しさがこみ上げてきました。

今まで落ちた会社を踏み台に面接はキャリアアップできたようです。

 

思い返せばあのうすら寒い日、3人の面接官を前に、私の手の平と脇の下は汗でびっしょりになりました。

慣れない質問攻め、長かった時間。

この歳になってもこんなに緊張することあるんだって思い知りました。

 

今はひとまずホッとしています。

 

本当に大変なのは11月からです。

今まで関わったことのない業種です。

自分より若いであろう先輩方に教わりながら、頭をフル回転させなくては。

 

今月中に入社書類が届くそうです。

そして制服注文のためにサイズを聞かれました。

S~LLまであるそうで試着はできませんが、Sをお願いしました。

夫にそんな話をしたら、S入らなかったら笑えるね、と。

そんな事言うもんだから、今はそれが心配で仕方なくなってしまいました。

思いがけず長かった専業主婦生活で少し太った気がします。

残りわずかですが、身も心も引き締めなければ。

 

気持ち的には少し辛い休職(求職)期間でしたが、母親や子供達、愛犬とここまで多く一緒に過ごせたことも、尽くしてあげられたこともなかったので、それなりに有意義だったと今は思えます。(夫は?)

 

今回のことは方々で心配してくれていたのですぐに連絡しました。

呑み・ランチ・遊びは仕事が決まるまでは行かないと決めていたので、就職祝いしよう!と友人からさっそくお誘いをいただきました。(おおげさですよね・・)

普段はケチな夫も珍しくビールを買ってきてくれました。

 

みな、ありがたいです。

祝うの無料ベクター画像

 

 

「マイドッグルーティン」

今週のお題「マイルーティン」

 

毎朝お母さんは起きてくると、すぐにリビングの南側の大きい窓を開ける。

こもった空気が嫌なんだって。

そして外の気温と風の強さを確認するらしいわ。

ここ千葉ってところはいつも風が吹くからね。

だからわたしも急いで駆け寄って、しばらく外の新鮮なにおいを嗅ぐの。

 

そして朝はなんだか嬉しい気持ちになるから、仰向けになって背中をゴシゴシカーペットにこすりつけたくなるの。

ついはしゃいじゃう。

 

次に畳のところに行って爪をシャカシャカやるんだけど、お母さんが「コラ-ッ」って怒りに来る。

いつものパターンだ。

いけないのは分かってるんだけども。

 

お母さんがお兄ちゃんたちのお弁当を作り終えると、次はわたしのごはんの番。

「おすわり」っていうからお座りすると朝ごはんが出てくる。

わたしはとりあえずにおいだけ嗅いでみる。

またいつものやつだと思うとすぐには食べる気にならない。

ブロッコリーとゆでキャベツは毎日食べたいのにな。

でも食べないでいるとお母さんがお皿を下げちゃうから、わたしはしばらくごはんのそばで見張ってなきゃならない。

お母さんがわたしのごはんに近づくたび、わたしは唸ってみる。

このやりとり朝から疲れるのよね、しょうがないから結局食べちゃうんだけど。

 

それからわたしは遊んでもらいたくて、お母さんがお化粧してる後ろで靴下をブンブン振り回してみるんだけど、「あとでね」って朝は構ってくれない。

だからわたしは、ソファでグターっとしてるお父さんの膝に乗って少し寝るの。

今のうちに。

あとでみんなが出ていくときに、吠えなきゃならないから結構大変なんだ。

ひとりぼっちになる寂しさを心から叫ぶの。

 

でも最近お母さんは家にいることが多くて、たくさん遊んでくれる。

それにみんなが出かけるとき、お母さんが抱っこしててくれるから、わたしは吠える気にならない。

 

お母さんはパソコンの前に座って「おしごと」ってのを探してるらしい。

「おしごと」見つかったら、またいつものルーティンにもどるのね、わたし。

 

それまではわたしをお膝に乗せててちょうだいね。

 

※わたし=愛犬「かんな」

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職務経歴書

 

職務経歴書を初めて作りました。

今までは必要とされなかったので。

先日の面接に必要で、空き時間を使い5日もかかってしまいました。

 


結婚し出産や生活の変化に伴い仕事を変えてきたので、慣れない作業に苦戦しました。

二十数年前にまで遡り、記憶をたどりながらパソコンとにらめっこです。

 

集中しすぎて、気付いたら夫が夕飯のカレー鍋まで洗い、片付けが済んでいました。

「カレー鍋だけは洗うなって、じぃちゃんの遺言だったんだよ。」とか言ってる。

「はい、ありがとね。」

お陰で職務経歴書は無事完成しました。

 

改めてできあがったものを見返してみました。

大した経歴ではないですけど、いろいろな出来事が思い出されます。

がんばってきたなと、自分を少し褒めてみたり。

 

懐かしさとともに気が付いたことがあります。

どこの職場においても仲間には恵まれ、彼ら彼女らと今でも付き合いが続いてること。

もうひとつ、転職を繰り返すたびに年収が下がっていったこと。

 

自分にとって必要な選択をしてきた結果なのでそれは仕方ないと思っています。

異業種に転職するというのは最初からやり直すわけだし、それを繰り返せばスキルアップもキャリアアップもないです。

そんなにすごい資格とか素晴らしいスキルがあるわけでもないし、中途採用で即戦力を発揮し、昇給・昇格とかもないです。

 

遠くはない未来にやってくる母親の介護のことも今は頭の中にあります。

 

なんだか悲観的な感じですがそういうわけでもないです。

その時々で自分に合う仕事は必ずあるはずなので。

 

mimigah.com

 

履歴書には、企業を選んだ理由を書く欄がありますが、はっきり言って私のような主婦の場合、場所と勤務時間と休日でしょ、っていつも思ってしまいます。

その後に業務内容も気にしますけど。

もちろん事前に調べて最もらしいことを書きますが。

 

今回はその日だけで面接が5名と聞きました。

採用枠は1名。

昨年は11名受けて全員不採用との事でした。

やれることはやりました。

面接だけはスキルアップしていきそうです。

とりあえず結果待ちです。

 


ずっと昔の事ですが父親が生前会社を経営していて、その時のいちばんの取引先だった会社があります。

先日面接を受けた会社がそこの関連会社だということを後から知り、勝手に親近感を募らせていたのですが・・・ご縁はないかもしれません。

 

話しは変わります。

ふと、子供の頃よく父親が言っていたことを思い出しました。

「○○○(私の名)どんな人も最後はみんな同じように、おじいさんとおばあさんになるんだよ、だから何になるかが大事ではなくて、どう生きるかが大事なんだよ。」

 

私が20歳の頃、両親と3人でスイスへ旅行に行ったことがありました。(兄は留守番)

どこかの観光地の公衆トイレでの出来事です。

男性の清掃員がデッキブラシを持ち、楽しそうに歌いながらトイレの床を擦っていました。しかもリズミカルに。

あっけにとられて見ていると、気付いた清掃員がこっちを見て微笑んできました。

なんであんな楽しそうにトイレ掃除の仕事ができるのよと、その時私は信じられない思いでした。

 

その清掃員のことをなぜか時々思い出します。

 

今はこう思います。

きっとあのときの清掃員は自分の仕事に責任と誇りを持っていた。

それに仕事ができることにきっと感謝もしていたに違いない。

人のためになることにやりがいを感じ、心の中は幸せに満たされていたんだろうな。

 

私の勝手な解釈ですが。

 

人の幸せはどんな仕事に就くかでなく、どういう仕事をするのかなんだ。

 

どこかで聞いたことですが、「はたらく」というのは「傍(はた)」を「楽」にすることだって。

自分が動くことで人が助かるということですよね。

特に仕事が忙しかったり大変な時などに、そう意識してみることで少しだけ人に優しく穏やかな気持ちになれそうな、そんな気がします。

 

父親が言ってたのはそういう事なんだろうな・・・

 

さて、9月中に仕事を決めて10月から始める予定でしたがもう10月です。

先ほど窓から夫の母が「郵便だよ~」と。

開けると中には不採用通知と履歴書が。

先週受けた会社です。

ここは、あまり気が乗らなかったのでいいや。(負け惜しみではない)

 

気になる企業があったので今から紹介状をもらいに行きます。

いざ、ハローワークへ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近況にゃ。

しばらくぶりの更新です。

近況報告振り返り日記。

 

夫の母が入院中、母に代わり離れの猫の面倒を見ていました。

3年前母の職場に居ついた野良猫で、処分されるという話があり、可哀そうだからと連れて帰ってきた子です。

 

一昨日の朝もいつものように庭を歩いて離れに向かいましたが、猫が窓から姿を見せません。

必ず窓の桟に乗って「ミャー」(お腹すいたよ~)と言って待ってるので、ちょっと胸騒ぎがしました。

裏のベランダ側に回ってみると、なんと普段から網戸のままにしている場所が壊れて破れていました。

しまった、脱走した!あぁぁぁっ!困った、どうしよう・・・

「そらー、そらちゃーん!」(猫の名)

 

そばにいたのに、すぐには気付きませんでした。

空はベランダのすぐ脇にある棚の中にすっぽりとはまっていました。

顔や手足が血だらけになって丸まっていました。

怯えているようでした。

 

以前も母のうっかりミスで何度か脱走し、近所のネコにやられてケガを負ったことはありましたが、今回はひどい。

空はもともと野良猫ですが、大人しく利口で、そしてケンカが弱いようです。

 

すぐに病院へ連れて行きました。

レントゲンと血液検査までやってもらい、内臓には異常がなかったのですが、あちこち咬まれたことによる筋挫傷と、野良の菌による感染症を起こしていました。

獣医さんが言うには、かなり痛いそうです。

そりゃそうよね。

ステロイドの注射を打ってもらい、抗生剤とステロイドの飲み薬をもらいました。

急変するかもしれないから見ててあげてくださいと。

結構重症でした(泣)

 

これはケガの数日前。

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私的には犬専門なので、猫の扱いはそんなにうまくありません。

でも薬は絶対に飲ませないといけないので、その日の夜夫に手伝ってもらい薬を水で溶いてなんとか注射器で飲ませることができました。

暴れて咬まれたら大変なので、念のためバイク用の皮手袋をはめていましたが、おとなしく飲んでくれました。いい子です。

 

普段食いしん坊の空ちゃん♂ですが食欲がなく、ずっと横たわっています。

かわいそうだけど、猫の世界は縄張り争いとかあるだろうし、必死なんでしょうね。

だから猫に罪はないけれども、それにしてもかわいそうで、去勢もせず無責任に猫を増やし続ける裏の家の飼い主が憎いです。

網戸がもろくなってるのに気付かなったこちらにも落ち度はあるけど。

 

一連の事件を母に話したら電話越しに泣いていました。

その後まもなく、母から明日退院するからと連絡がありました。

ずいぶん急だなと思ったので後で聞いたら、猫が心配で身内が死んだと担当医に嘘をつき退院を早めてもらったそうです。

 

そして昨日退院してきました。

今の母は身の回りのことは辛うじてできるくらいです。

 

やっと猫に会えるね!久しぶりの我が家だね、退院おめでとう、お母さん!

 

ところが空はご主人様のことをたった3週間で忘れてしまったのか、「近づくと逃げるのよ~(泣)」と母はまた泣き、とんだ涙のご対面となってしまいました。

 

 

なので朝晩の薬は今やプロとなった私が代わってやることに。

 

私が会社を退職してから母は入院し、都合が良かったと言えばそうかもしれない。

お彼岸も無事に済んだし。

そろそろ私は仕事がしたい。

なにより生活費がまずいだろ・・・

 

就職活動はしてるけど、なかなか思い通りにいきません。

高望みしすぎなのかな?

 

今のところ7社に対し希望を出し、1社不採用の通知・1社辞退・1社先方の都合で採用中止(社長が病気で復帰できないとの事)・2社既に締め切ったとの連絡有り・1社通知待ち・1社後日面接予定。

 

とりあえずの腰掛は嫌だし、長く勤めたいし、なにより自分が納得できないと。

どんな仕事にも言えることだけど、同じ未経験なら50歳より30歳の方がいいのは承知しています。

私が採用側なら、間違いなく覚えが早く体力のある30歳を選びます。

 

気付けば仕事をやめてからもう1か月。

今までの人生の中で最も早く過ぎた1か月。

でも、あともうちょっとだけ悪あがきしてみます。

仕事は「縁」だと思うから。