mimigah’s diary

明日に幸あれ

鵜原理想郷

 

先日、気分転換に足腰強化も兼ねてハイキングに行ってきました。

千葉県勝浦市にあります「鵜原理想郷」です。

1周2.3kmと散策するのにちょうどいいハイキングコースです。

険しい道ではないですが少し息が上がるくらいの登りもあり、岬の上までたどり着くとご褒美といわんばかりの太平洋の絶景が広がっています。

途中の景色も場所により全く違うので、変化に富んでいて楽しめます。

近くは通ったりしてましたが、ここは初めて友達と足を踏み入れました。

風もあまりなく温暖で絶好のハイキング日和でした。

 

maruchiba.jp

 

写真は得意ではないのですが、何枚か撮りましたので・・(素晴らしい景観ですが伝わらないかも)

 

ここから入りました。

この先もいくつかのちょっと不気味な洞窟を通り抜けます。

 

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あの辺りから来ました。

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白い建物は「勝浦海中公園」です。

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目をつむると瞼の裏に日差しのぬくもりを感じます。

潮風と波の音に身を任せると、日常の喧騒を忘れさせてくれます。

気持ちが穏やかになるのが分かります。

 

やっぱり海が好きです。

海はどこまでも広いです。

 

鵜原理想郷」は太平洋の荒波に浸食されたリアス式海岸です。

 

大正時代初期にこの地を別荘地にする計画があり、「理想郷」と呼ばれるようになりました。

変化に富んだ美しい景観に魅了され、多くの人や文人達が足を運んだそうです。

 

かつて与謝野晶子にも愛されたこの地は、歌にも詠まれています。

 

また三島由紀夫の短編小説『岬にての物語』でも舞台になり、鵜原理想郷の景観を絶賛していたといいます。

とは言え、私はこの本を読んでいません。

知っていたら、また違った景色が見えたかもしれません。

 

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こちらの篠田悌二郎の句碑は、鵜原理想郷に記念碑として昭和54年(1979年)10月7日に建立されたそうです。

俳人篠田悌二郎がこの地を訪れ詠んだ句です。 「崎山に 千草の平ら 虫の原」と書かれています。

篠田悌二郎は明治から昭和まで生きた日本の俳人です。

 

時を超えても変わらない人の心に思いを馳せながら、海岸沿いをゆっくり歩いて戻りました。

 

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少し疲れたなって時に海を見たくなります。

ただボーっと眺めてるだけでもいいんです。

 

負のエネルギーが浄化され、心にエネルギーが充填される感じは、海が生命の源と言われている所以かもしれないですね。

 

また少しがんばれそうです。