mimigah’s diary

明日に幸あれ

私の決断ー退職

先日ブログで自分の一日を見える化してみました。

 

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仕事と家事ばかりで余裕がないストレス状態から抜け出したい。

自分時間確保のために、スキマ時間にできる小さな行動をあれこれ続けてきました。

 

家事が目についてしまうと、結局そればかりやってしまうんですが、「自分のためになること」だけをしてみました。

少し家のことにずぼらになってみました。

 

多少散らかっててもいいやと割り切るように、自分のためにも完璧主義をやめようと心掛けました。

友人にもそれを指摘されたことがあります。それじゃ疲れちゃうよと。

 

私の母親は一度も勤めに出たことがない専業主婦でした。

家事が完璧で、料理も上手だし掃除が行き届いていていつも家の中も庭もきれいになっていました。

そんな母親を小さい頃から見て育ったので、家事が疎かになるのがストレスで、自分を苦しめた時期があります。

 

今はだいぶいい意味でいい加減さを身に着けたと思っています。

もちろんやるときはちゃんとやりますが。

 

あらためて自分のタイムスケジュールを見たとき、通勤にかかる往復時間だけはどうにかしたいと考え、それを解決するため4年ちょっと務めた会社を辞める決断をしました。

もちろん辞める理由はそれだけではないのですが。

 

私の勤務先の社員さんは全員男性です。

黙々と仕事をこなし、何か不満や不都合があっても口に出すような人はいません。

なので、みんなが仕事をしやすいようにと、いつも気を配っていました。

 

会社を良くしたい気持ちもあり、改善の余地もたくさんありましたので、私は上に意見することもありました。(結構ズバっと言うときもありました)

けれど古いやり方を変えるという考えは全くないので、私の会社に対する気持ちは徐々に下がっていきました。

 

明らかに効率が良くなると分かっている事でも、変化を望まない人たちです。

諦めて惰性で仕事をするようなかんじになっていました。

 

しかたないですよね、私の会社じゃありませんし。

 

そんな気持ちもあり、ここでずっと働き続けていくのかと思ったら辛くなってきてしまいました。

 

自分の時間さえ持てれば、充実したプライベートさえ過ごせれば、そんなこと気にならなくなると思い自分時間確保の工夫もしてみましたが、限界があると感じました。

5年先10年先と想像したとき、今の会社に自分がいるイメージが全く湧かなかったので、それなら一日も早く辞めるべきと考えました。

 

何となくその時がきたという、自然な流れで自分の気持ちを伝え退職が決まりました。

(しかし退職を切り出すまではかなり勇気がいりますね。)

円満に退職したかったので、主な理由は通勤距離の問題ということにしてあります。

 

会社は慌てて求人募集を出し、その後応募が想像以上に多く来ました。

そして、すでに現在新人教育中です。展開が早かった。

8月末までなので、急ピッチで引き継ぎを行っています。

お盆休みが挟まるのと、私の(少ないけど)有給消化があるのでどこまで引き継ぎができるか。

 

しかし頼もしいことに入社したTさんは若い分飲み込みが早いです。

若いってそれだけで素晴らしい!としみじみ思ってしまいました。

Tさんは慣れない仕事にとても不安と言いながらも、頑張り屋さんだし物怖じせず積極的に動いてくれます。やる気に満ちています。

彼女がここで新たなスタートを切るように、私も9月から心機一転します。

急にやめることに責任を感じていましたが、安心してバトンタッチができそうな気がしています。

 

新しい職場は週休二日ではないものの隔週くらいで連休がとれます。

通勤は今の半分とまではいきませんがだいぶ近くなりました。

単純計算で、時間にして1時間確保できます。

 

最初は仕事を覚えたり、(年齢的な不安もある)何かと疲れてしまいそうですが、一日も早く慣れるように気を引き締めていこうと思っています。

 

軌道に乗るまでは少しかかりそうですがとにかく前に進むだけです。

今の気持ちは楽しみ半分不安半分といったところです。

 

生活に必要な最低限の収入と自由時間も確保でき、いかにストレスフリーに笑顔で毎日を過ごせるか。

シンプルですが私にとっての今回の転職は、そんなあたりまえのような生活を目指すための決断です。

 

それが間違いでなかったことを、これから自分に証明していこうと思います。