今週のお題「夏の思い出」
「暑さ寒さも彼岸まで」と言うとおり、先日まで9月とは思えないような猛暑でしたが、ようやく徐々に涼しさが増してきてるように思います。
ホッとする気持ちと、夏の疲れが出てきてるのを確実に感じております。
考えていた内容と「今週のお題」が合致するので、久しぶりに参加します。
今年の夏は、まさに「教習所に始まり教習所に終わる」そんな2024年の夏でした。
昨日普通二輪免許の卒業検定試験が行われました。
とうとうここまで来たかという感慨深さと、失敗したらどうしようという気持ちで一週間ほど前から緊張と落ち着かなさを感じていました。
結果から言いますと、「合格」しました!
教習2段階の最後の見極めでうまくできなかったことが頭から離れなくて、当日はなんとかプレッシャーを力に変えられないかと考えながら、教習所へ向かいました。
皆応援してくれてるし、いい報告をしないと・・・「楽しむくらいの気持ちでやっちゃいな~」という友達のメッセージを思い出したり・・・これで落ちたらまた出費だよ・・・大丈夫、大丈夫、成功のイメージ・・・等々頭の中でいろいろと巡らせていました。
そしてちょうど休みが重なった夫が見学に来たのです。
これはプレッシャーでしたが、彼なりの優しさなのか敢えて声をかけては来ず、目立たぬよう隅っこの方にいました。
この日の受験者は少なく大型2名、私たち中型3名、小型2名の計7名でした。
自分の順番が来るまで立ったり座ったりウロチョロしたり、まぁ落ち着かなかったねと後で夫に言われました。
とうとう自分の番が回ってきました。
始まってからは、とにかく落ち着いて、落ち着いてと言い聞かせながら課題をこなしていき、気付けばあっという間に終わりました。
大きなミスなく終えることができましたが、減点方式ですのでまだ分かりません。
全員終わり、控室でかなり待ってから合格の発表がありました。
「合格!」最近味わったことがないくらいめちゃくちゃ嬉しい瞬間でした。
逃げたいし、心折れそうなときもあったけど、がんばってきて良かった。
実は1週間ほど前軽いぎっくり腰になり、完治せぬまま受けたせいもあり、今日は朝から動くのがきついほど痛く、珍しくゆっくりしています。
振り返れば3か月ほど、体力もないのに割と無理をしてきたところもあり、弱い腰に負担をかけていたかもしれません。
ここからがライダーとしてスタートですので、腰痛克服(うまく付き合う)も課題となります。
実際に公道デビューできるようになるのは、免許センターで更新手続きを終えてからですのでまだ先です。
新しい免許証を見てさらに喜びを実感するのもしれません。
応援し、協力してくれた家族に感謝です。
教習所の指導員にも恵まれました。
根気よく教えてくださり、励ましてくださり、気さくな方ばかりでした。
誰かが言ったひとことです。
「バイクに乗る人は乗らない人より得をする。」
乗らない人が損をするという意味ではありません。
これは実は自分にとってバイクに乗ろうと思ったきっかけにもなった言葉です。
どうってことないような言葉ですが、素直に刺さりました。
言葉の向こうに世界が広がっているようでした。
とにかく暑かった、辛かった、だけど最後は喜びで終えられた、この夏の記憶はおばあさんになってもきっと忘れないでしょう。
挑戦また何かしたいですね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!