mimigah’s diary

明日に幸あれ

高校入学式の日に思ったこと

昨日は息子の入学式でした。

満開の時期は過ぎましたが、桜が舞い散る絶好の入学式日和に、私と息子は高校の門をくぐりました。

爽やかな青空で心も晴れやか、なのは私だけでした。

 

息子は朝から食欲ない、下痢した、吐き気するんだけど、と言いながら二階から降りてきました。

どれだけ緊張しぃなんだと・・・

 

学ランなのでその姿を見ても、中学校までの格好と変わりないので、全く違和感なし。感動なし。

ただ、サイズが大きくなり、ダボっとしてるせいか、やや着せられてる感があり、3年前を少し思い出しました。

そして時の経つ速さを改めて感じました。

 

車中でも、あぁ始まっちゃったよぉ、嫌だなぁ〜、あぁぁぁ⤵︎ってテンションでした。

 

無事式も終わり、各教室へ通され、担任・副担任の挨拶、役員選出、コロナ禍のため全体的に手短かに終わりました。

 

ですが、まず学校の雰囲気が落ち着いていて、先生方の穏やかさと明るさが印象強く安心できました。

雰囲気って大事ですね。

 

学校見学無し、説明会は別の場所、足を踏み入れたのは昨日が初めてでしたので、余計に不安はあったと思います。

息子本人も口にはしませんでしたが、帰ってからの表情は明るいものでした。

あんなに不安がっていた息子でしたが、感じた事は私と同じようでした。

ここで頑張るんだという気持ちが見えました。

 

親としては、子供が楽しく前向きに毎日を送ってくれる事が一番です。

シンプルですが、息子がこの学校を選んで良かったという気持ちが見えたので、それが一番嬉しかった事です。

3年後も同じように思えたらいいと思います。

 

これから高校生活を通し、今しかできない経験をし、たくさん楽しんで、たくさん悩んで、そして逞しくなってくれたらいいなと思います。

私は弁当で応援するだけです。

 

若さって素晴らしいですね!

私も負けられないと思いました。

 

帰りに駅に寄り電車の定期を購入、市役所でさっそく高校生医療費免除の申請をし、マックのドライブスルーで遅くなったお昼を買い帰りました。

 

長男(ひきこもり)は弟がどこの学校に入学したのか知らないと思うので桜の写真と一緒にメッセージを送りました。

 

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何か思ってくれるといいです。

 

夫は仕事から帰ってくると新入生の名簿を開き、勝手に端から読み上げにチャレンジし始めました。

 

個性的で素敵な名前が多くて、読めないのと男女の区別のつかないところに苦戦していました。

時代ですね、先生方もご苦労さまですね。

我が家の子供達は誰にでも読めるような名前なので聞かれることはありません。

親御さん方が、考え抜いて想いを込めて名付けたのでしょうけれど、名簿を前にするとまるで謎解きのようでした。

 

そこで息子の名前の由来などを改めて話したり、他のお子さんの名前の文字などについて討論しあったり、普段しないような話題で盛り上がりました。

ちなみに息子は自分の名前を気に入ってると言います。

それは親としても嬉しく思いますし、本人にとっても幸せなことだと思います。

 

私は両親がなくなった今、自分の名前だけが唯一親とのつながりを感じられるものです。

両親からもらったいちばんの贈り物だと思っています。

 

うちの子供たちも、いつかそんな風に思ってくれるのかな・・・

そんなことを考えたりした昨日の夜でした。