先週正社員試験を受けました。
今の会社へ入り1年が経ちましたが、これで受かれば来年からようやく固定給になります。
時間の経過が今の会社へ来てからあまりにも早すぎて、自分でもびっくりしています。
辞めるか正社員を目指すか正直悩みましたが、覚悟を決め申し込みました。
職場になかなか馴染めず毎日憂鬱でしたが(今も若干)、状況はまだ変わることもあるし、逆に余計な事考えないようにしようと思うようになりました。
居場所がどこへ変われど結局一長一短だし、自分次第ですから。
そしてわが家の長男は、働かなくなってから2か月以上が経過しました。
以前ブログでも触れましたが、バイト先の社長の夜逃げで3か月分の給料未払いのまま、いまだ消息不明。
今まで日課のようになっていた仕事探しは、息子の仕事探しになっています。
頼まれてもいませんが勝手に探して、良さそうなのを見つけては本人に見せています。
落ち込んでいても何も始まりません。
長男が動かないのはただやりたい仕事が見つからないだけの問題ではなさそうです。
とりあえずのバイトなら何でもありますが、それすらできない。
自分の支払い関係ができなくなると分かっていながら、動こうとしない。
心の内が全く分かりません。
過去の引きこもりほどではないですが、少し似ているような感じがして心配です。
彼の生活費まで面倒見るのは厳しいです。
衣食住が何とかなるからいけないのか、かといって追い出すわけにもいきません。
何を呑気に毎日家でダラダラしてんのよって、どうしても思ってしまいます。
けれど攻めるような言い方はしてはいけないと、気を遣いながら話すのですが、うなずくだけで何も変わりません。
何も反応がないことは辛いことです。
さて、今回の試験にあたり論文を提出しなければならなかったのですが、テーマが発表されてから時間があまりなかったため、仕事の合間や休憩時間を使いながらギリギリ期日までに仕上げました。
論文なんて書いた事がなかったので、上の人にダメ出しをされながら修正しました。
テーマはというと、【目標に対し取り組んだこと、その過程での問題点とそれにどう対処したか、そして今後の課題は・・】的なかんじでA4に横書きで4~5枚程度でした。なかなか大変でした。
筆記試験と適性検査がみっちり2時間。
国語は何とか埋めましたが、数学の計算問題は、遠い昔の記憶を辿りながら解いて行ったので、さすがに時間が足りませんでした。
面接官は取締役と社長の計3名。
主に論文に沿った質問が多かったのですが、最後の方で「あなたの長所はどんなところだと思いますか。」と聞かれ、予想してなかった質問にドキッとしましたが、とっさに答えました。「負けず嫌いなところです。」
面接で長所とか短所って普通に聞かれるよな、なんで考えなかったんだよと後で思いました。
とっさに出た「負けず嫌い」ですが、実は自分で口に出してみて思い出しました。
そうだよ、私はそういう子だったんだと。
そしてこうも思いました。「自分の言ったことに責任を持てよ」と。
社長と面と向かい話したのはこれが初めてでした。
緊張の20分間が無事?終了しました。
最後にお辞儀をしドアのところまで行き、誤ってドアを蹴とばして退出しました。
あれはかっこ悪かったな・・
多くの方は社会人になる時こういった経験をされているのかもしれませんが、私はここまでの経験は初めでした。
もちろん最初で最後にしたいです。
今回試験対象者が10名ほどいましたが、私の他に試験を受けた人はひとりだけでした。
その日の帰りにコンビニに寄ると、たまたま一緒に試験を受けた方に会いました。
一度も話したことはなかったのですが、向こうから話しかけてきました。
とにかく終わってホッとしましたねというような会話をし、共感できる人がいてくれて嬉しい気持ちになりました。
ある意味私にとってスタートですが、定年まで過ごしたとしても残りわずか9年です。
時間はどんどん過ぎ状況は変わり続けていきます。
少しの時間も無駄にはできないと少し焦りのような気持ちにもなります。
第二の人生に向けて何か準備をしていきたいですが、今は長男のひきこもり再発の不安もありますし、大学受験を控える次男(現在高2)の気持ちがいまいち不安定なのも心配です。
一緒にいる夫の母もできないことが増えてきています。
心配事は尽きませんが、しすぎも良くない。
都度対処していく他ないですものね。
今できることを逃げずにずやるだけ。
先日次男に「うちの両親はいつも疲れて見える。」と言われ、ハッとしました。
表面的なことを言っただけではない気がしました。
よく見ています。
そんな風に思わせていたんだと反省しました。
そんなことでは良い運気も逃げてしまいます。
ここのところ自分が、視野が狭くなっていた気もします。
子供のちょっとした言葉は時に刺さります。
今年も残すところあと僅かとなりました。
今頭の中では、新たな年に家族が各々良いスタートを切れるように、自分が先頭に立って助走するイメージでいます。
とりあえず疲れたら口角上げてみよう。