今週のお題「手帳」
手帳で思い出す事。
数年前まで私にとっては、手帳はスマホと同じくらい欠かせないものでした。
営業職が多かったので、顧客訪問と電話連絡の予定、余白部分には今月の目標とかToDoとか、ちょっとした覚え書きをびっちり書き込んでいました。
手帳とよくにらめっこしてましたね。
毎年使い始めの時は、今年こそは最後まで手帳をきれいに使おう!と思ってるんですが、できたことがありません。
誰かに見せるものじゃないけれど、忙しいと徐々になぐり書きになっていき、たまに人から覗かれると恥ずかしかったです。
いつでもきれいな文字で整然とした手帳の女性は憧れますが、ほど遠かったです。
後ろのノート部分には、忘れちゃいけない事とか、計算式とか(税金の計算式などすぐ忘れるので)書いてあり、あとはメモ的な感じで使っていました。
私の秘書のような存在でした。
手帳の2冊持ちは面倒だったので、私は仕事とプライベートは分けずに文字の色で区別し、1冊にまとめていました。
時々手帳を家に忘れて職場へ行ってしまったりすると、不安で仕方なくなり取りに戻ることもありました。
手帳に依存しきっていました。
今では手帳のない生活になり、最初はなんとなく不安と戸惑いがありましたが、かといって必要でもないので、私を縛るものが減ってよかったくらいに思っていました。
私が気に入ってずっと使っていたのは『手帳は高橋』で有名な高橋の手帳です。
大きさも使い勝手も私にはちょうど良く、ずっと同じ物を使っていました。
1月スタートのスケジュール手帳です。
4月スタートの手帳を使うのはどんな人だろうと思っていました。
分かりませんが、学生さんor公務員の方が使うんですかね。
大きすぎると邪魔になるので小ぶりでシンプルなところがお気に入りでした。
それでいてカラーバリエーションも豊富なので、その年に気に入った色を使っていました。
もちろん大きい方が機能など充実しているかもしれないですが、私の好むスタイルは見た目がシンプルで、重くなく手軽に持ち運べて、出し入れが多かったのでさっと取り出せるのが重要なポイントでした。
1年間使い終えた手帳を振り返って眺めると、結構感慨深いものがあります。
頑張ってたよなぁなんて思ってみたり・・・
お世話になった過去何年分かの手帳たちは今でもダンボールの中で眠っています。
実際見返すことは無いのですが、何となく捨てることができませんでした。
手帳ってちょっと日記と似ています。
予定を書くものだけど、後で見ればその時の出来事が分かる。
いつか見返してみたとき、いらないと思えばその時は捨ててしまおうと思います。
今は予定表はスマホだけで用足りています。
全く使わなくなると寂しい面もあるのは事実です。
これからもし手帳を使うことがあるならば、どんな目的で使うかな?
時間に拘束されていた私の手帳生活は過去のもの。
今はスマホでなんでもできちゃいますが、今度使うなら違う目的で自分の身になるものに使いたいです。
ただ手帳といっても色んな種類があります。
何も書いていない真っ新な手帳を目の前に、最初の文字を書き入れる時って、なんだか緊張感とこれから始まるわくわく感みたいなのがありますよね。
あれはいいですよね。
デジタルな時代だからこそ、手帳にペンで書き込むのって、なんか素敵ですね。
それに変換ボタン便利だけど、たまに漢字書けなくてヤバいと思うときがあるな。
手を動かして脳を活性化させるか。
とりとめもなく、手帳について語ってみました。