今週のお題「好きな街」
日本全国どこへ行ってもその街の良さって必ずありますよね。
そんなに知り尽くしてはいませんが、好きな街はたくさんあります。
ですが思い入れがある街となればやはり自分が住む街、そして生まれ育った街です。
【 海の街 】
我が家の周りは田んぼだらけですが、国道に上がれば店はたくさんあるし、下れば九十九里の海が広がっています。
このあたりは最近田植えが始まりまりました。
新米が今から楽しみです。
ここに来たばかりの頃は、まじめに我が家に帰れなかったことがありました。
景色が変わらないので迷子になりました。(方向音痴のせいもありますが)
多少交通などの不便さはありますが、「住めば都」ってよく言ったもんですね。
今はとても住みやすく、不自由なことはありません。
引越しは多かった方ですが、やっと永住の地にたどり着いたと思っています。
もともと海無し県民の私からすれば千葉県は憧れの地でした。
最初の頃は意味もなく仕事帰りに砂浜で潮風に吹かれ、黄昏てから家に帰ったりしてました。
別にドラマの影響とかでもなく、すぐに行けることが嬉しくて、そして嫌なことなんかがあると、やはりとりあえず海見ようって。
今もたまに、ただ眺めに行ったりします。
ど田舎だけど、海の幸は美味しいし、新しい友達もできたこの街が大好きです。
そして田んぼを貸してるのでお米代がかからないのも嬉しい限りです。
野菜もたくさんいただけますし。
年頃の子供達は田舎すぎて嫌だと言います。(気持ちは分かります)
いつか子供達にも、きっとこの街の良さが分かる時がくるのだろうって思います。
【山と川の街】
もうひとつの好きな街は赤ん坊の頃から大人になるまで過ごした街です。
実家のある街です。
いろんな思い出がたくさんあって、自分を育ててくれた街。
海は無いですが近くに川があり小さい頃から毎年夏は川で泳ぐのが当たり前でした。
高校の時学校をサボって川原で弁当を食べたり。
川遊びが大好きで釣りもしましたし、大人になってからはバーベキューをやったり。
子供や体力のない大人でも、ちょうどいい感じの山があるので山登りもよくしました。
川の近くには曼珠沙華の群生地が有るのですが、小さい頃から毎年お彼岸の頃になると一面真っ赤な絨毯を敷いたような、圧巻の景色を見に行くのが楽しみでした。
なので私は曼珠沙華の花が大好きです。
5年くらい前に当時の天皇皇后両陛下が訪問されたことでも有名になりました。
こちらも両陛下が来られたそうですが、私にとっては思い出深い場所で、小さい頃から慣れ親しんだ神社で、そこは子供たちの遊び場でもあり、何かあると必ず行く場所でした。
今思えば守られていた気すらします。
山あり川あり思い出いっぱいの故郷の街です。
海のそばに住むと今度は故郷の川が懐かしく思えます。
行きたくなりました。
今週のお題「好きな街」ということで、忘れかけていた記憶まで蘇ってきました。
ちょっとタイムスリップし、懐かしく大切なものを拾って帰ってこられたような気持ちになりました。
あっぱれ。