9月27日、国立競技場で行われた矢沢永吉のライブに行ってきました。
全国スタジアム&ドームツアー『MY WAY』東京公演です。
友人に誘われたのですが、そうでなかったら今後も私の知らない世界のままでした。
永ちゃんと私があまりにも結び付かないのか、夫に話したときはかなりうけてました。
この日は朝から晴れて残暑が厳しく、その上野外ということで、正直楽しみよりも不安な気持ちの方が先に来ました。
午後に到着しましたが、日差しは強いしモーレツに暑くて汗が止まりません。
普段あまり汗をかかない私ですが、おそらく今年いちばんの大汗をかいたと思います。
水分補給だけは気をつけなくてはという状況でしたので、自動販売機はどこも行列ができていました。
諦めて向かったコンビニも店内は飲み物を求める人たちでごった返していましたが、無事麦茶とポカリをゲット。
国立競技場の周りは、この日を待ちわびたファンで賑わっていました。
みなさん気合が入っています。
永ちゃんのような方々がたくさんいらっしゃる!
意外だったのはその中でも女性が結構多かったことと、子連れのファミリーさんもいたことです。
それといわゆる世代の方?だけでなく、20代くらいの若者のファンの姿があったのも印象的でした。
ファン層も変化してるのかもしれませんね。
永ちゃんは世代を超えて支持されてるんですね。
そしてコロナ禍でのライブは初めてでしたので、入場がかなり厳しくなっている現状を目の当たりにしました。
まず入場までには、事前に指示されたアプリをダウンロードし個人情報を登録しておかなければいけません。(スマホ必須)
そして交付された電子チケットのQRコードがなくては入場できません。
入り口では一人一人検温・消毒、顔写真入りの身分証明書の提示、不織布マスクの配布と徹底していました。
これを6万人やるんですからね、大変です。
でも私のコロナへの不安はそれでだいぶ払拭されました。
もちろんチケット転売防止の意味もあるんでしょうけれども。
ライブ中は恒例のタオル投げが解禁となりましたが、注意事項で永ちゃんコールは禁止で拍手のみとのこと。
国立競技場に入ったのは初めてなので、その広さに圧倒されました。
ステージから見渡す眺めは想像するだけでめまいがしてきそうです。
私たちの席は3階でしたので永ちゃんの姿は豆粒のようでした。
他のアーティストさん方にしても、この現状の中で、いかに安全に配慮し、最大限に楽しんでもらえるか、制約のある中で最善の方法を考え努力されてるんでしょう。
それが伝わってきました。
そしてこんなに大規模なライブはどれだけ多くの人間が携わり、どれだけ莫大なお金が動くんだろうと頭をよぎりましたが、まるで想像もつきません。
ライブを観た感想ですが、まず驚いたのが、とにかく永ちゃんの年齢にしてあのスタイルの良さとあの動きです。
もうじき73歳ですよ、ついつい身近にいる知り合いの年寄りと比べてしまいました。
(そう考えると郷ひろみもすごいですがね)
続けて歌って、踊って魅せるんですから。
かっこよかったですよ。
「この歳になると暑さが身体に堪えるよ〜」って仰ってましたが、いやぁ凄いです。
親近感がわくしゃべりも魅力なんだと感じました。
この日はMISIAがお祝いでゲスト出演しました。
さすが歌姫。
めちゃくちゃ歌がうまかった。
上空ではドローンが常駐しており、間で花火も上がりました。
最後に「止まらないHa~Ha」でようやくタオル投げ解禁。
初めて見る圧巻の光景でした。
「夏のド真ん中に6万人の前でライブをやれて、神様ありがとう。」と、永ちゃん。
本当に最高のライブでした。
この翌日、シークレットでB’zが共演したそうです。
それもまた見てみたかったな。
2日間で12万人。
すごいなぁ、やはり矢沢永吉だな。
今年、私自身も50周年。
真夏の野外は想像以上に身体に応えました。
座席の狭さと座り心地の悪さで身体が辛かったし。
しかし50周年というのを自分と重ねあわせ(勝手に)、この日は思い出深い日となりました。
多分もう行くことはない気がしますが、夏のド真ん中を思いっきり満喫できた「50歳・ 夏の思い出」となりました。